St Andrews Seminar No. 10
8月2日(土)
今朝は14度の最低気温。数日前と比べると暖かな朝。快晴です。早いもので2週目の週末を迎えました。今日は、ホストシスターたちと一緒にケアンズの沖合いにあるグリーン島への一日、エクスカーションです。朝、8時にケアンズの船乗り場、ピアに集合しました。ホストシスターだけでなく、ホストママもその場で別に自分で船のチケットを買って参加してくれた方もいらっしゃいました。
9時過ぎに船が出発。グリーン島まで約1時間の船旅です。船は200人ぐらい乗れそうな大きな船です。素晴らしい天気で海も穏やか。ほとんど揺れませんでした。海は日の光を浴びて綺麗に輝いています。10時過ぎにグリーン島に到着。グリーン島は周囲が2キロぐらいの小さな珊瑚礁でできている島です。島の中にリゾート施設があり、周囲のビーチは皆、遠浅になっています。そのビーチで皆さん、シュノーケリングをしたり、のんびりとくつろぐわけです。
本校の生徒もホストシスターもほとんどみんなシュノーケリング用のゴーグルとフィンをレンタルしました。ここは本当に遠浅で溺れそうになることはありません。このあたりいったいは、いわゆるグレート・バリア・リーフの北側の始まりにあたる場所です。世界で最も広く大きな珊瑚礁の海域です。今日は晴れていて、海水もすんでおり、珊瑚礁がとてもよく見えます。世界的なダイビングやシュノーケリングの場所でもあります。熱帯魚も数多く、足元を泳いでいきます。本当にきれいなマリンレジャーのリゾート地です。
生徒たちは島に着いて、まずはグラス・ボトム・ボート(そこがガラス張りになっていて海中の様子や海底が見えるようになっている)にホストシスターと一緒に乗り込み、グレート・バリア・リーフのショート・クルーズです。カラフルな熱帯魚が船底の下を泳いでいくのがよくわかります。小さなサメもまるでこのボート専属の魚のように、船に張り付いています。水族館など見るサメと違ってとても小さい。でも、知的で有能な秘書という感じもします。テキパキと泳ぎまわる様子は、どんな企業でも活躍しそうな人材という感じ。頼りがいがある。
グラスボートから降りて、島に上陸。そしてビーチで思い思いにランチをとりました。その後、シュノーケリングに挑戦。結構、水が冷たいといいながらも気持ちいいですね。ビーチといっても、人でごった返している日本の海水浴場とはまったく違います。遠くまで歩いていき、魚が来たなと思ったら、ちょっともぐるというか海面に腹ばいになるという方が分かりやすいかも知れません。みんな積極的にチャレンジしていました。
午後、3時過ぎに再び、船に乗り込みました。とっても貴重な体験でしたね。ここグリーン島の海の色、素晴らしいビーチが、これから皆さんの海の基準になってしまいますよね。でもある意味、困りますよね。これ以上のビーチは世界中、そうそうないから。そんな意味でも贅沢な体験だと思います。帰りの船ではみんな少し疲れたようすですが、ほっとした感じも伺えました。最後の週末。ホストファミリーと楽しい週末を!!
引率 水澤 孝順