海外留学

2010 オーストラリア研修 レポート Day 9

2010 セント・アンドリュース・セミナー レポート  Day 9,  2nd August, 2010

新しい週の始まり。月曜日。午前中は雲があったものの、日中から日差しが強く暑くなりました。最高気温は28度とのこと。今朝は登校して様子を見ていると、充実した週末を過ごしたことが表情から伝わってきます。動物園に行ったり、公園に行ったり、リーフに行ったり、スノーケリングをやった人もいました。ホストファミリーがいろんなところへ連れて行ってくれたようです。中には、ちょっと日焼けした人も。皆、先週と比べると、ずいぶんリラックスした様子で、いつもの学校で見せる表情になっていました。

今日はまず朝、全校生徒の避難訓練。850分、警報がなります。アラームではなくて、「ポワーン!」というなんとも形容しがたい警報の音。こちらの先生は、「バッド・ベルが鳴るから、そしたら先生方もみんなグランドに避難します」と。バッド・ベル!なるほど。生徒の皆さんは、やれやれという感じでグランドへ向かっていました。

生徒と先生が集まったあとは、点呼。そして、校長代理のグリーン先生が確認できない生徒の名前を拡声器を使って、呼んでいました。グリーン先生、自ら陣頭指揮です。それにしても先生の責任感には改めて敬意です。防災ベストをしっかり着こんで真剣そのものです。全体的には、のんびりした雰囲気。でも、警報装置はしっかりと作動するし、避難経路も確認できました。まずは、今回の目的はしっかり達成できましたね。本校の生徒は、「なんで、避難訓練、こんなにゆるいの!」と口々に言っていましたけど。

午前中は、美術の先生のお招きを受けて、10年生(高校1年生)の美術の授業を参観させていただきました。2つのクラスに分かれて、一方は、Blind Contour Drawing. モデルだけを見て、キャンパスを見ずに線で素描するレッスン。あぁ!これって、ジョン・レノンが得意とした線画のスタイルですね。映画「イマジン」を思い出しました。もう一方は、ちょっと高度な抽象画クラス。アクション・ペインティング(ジャクソン・ポラックとか)の考え方の説明を受けた後、色使いの実習。暖色と寒色の特徴について、ちょっとしたディスカッションもありました。なかなか興味深かったです。バディがこのクラスをとっている本校の生徒が5人ほど。みんな楽しそうに一緒に作品に取り組んでいました。

オーストラリアの学校の授業。少しずつそのスタイルがのみ込めてきたようです。わからなくても、視野が広がったことは間違いない。できなかった、わからなかったというネガティブなことより、今までにない体験をした、そして、その分、視野が広がったことをポジティブにとらえること。それができるようになることは、実はものすごいことです。 Keep going!

引率  水澤

避難訓練の様子 本校の生徒も一緒に避難

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10年生 美術の授業                          マスターピース?

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