中学3年生カナダ特別体験学習⑦
体験学習9日め
今日は学校の前の駐車場に集合です。ホストファミリーに送ってもらい、ぞくぞくと集合しました。
週末の過ごし方を聞くと、アメリカに買い物に行った、海に行った、プールに行った、ホストファミリーの親戚のお家でパーティーした等色々な話をしてくれました。
実際のカナディアンライフに驚きも沢山あったようですが、週末を楽しく過ごしたようです。
さて、今日は集合してすぐ州立ブリティッシュコロンビア大学(UBC)へ向かいました。
カナダでは高校を出てすぐ大学へ通うのはとても大変で(オールAでなくては難しいそうです。)、社会人として働いてから大学へ行く人が多いそうです。学費を自分で払うの学生が多いことから、大学生といっても年齢は様々です。キャンパスはとても広く、綺麗でした。
私達はUBC内の教育学部の教室をお借りして、講演会を行いました。
講演してくださったのは、通訳や翻訳として活躍されている馬場まり子さんです。
馬場さんは26歳のときにバンクーバーへ渡って以降、こちらで英語を勉強し、現在では通訳や翻訳家として天皇皇后両陛下がいらしたときや、オリンピックでも活躍されています。
馬場さんは、自分の体験や英語を勉強する上で一番大切なことなどをお話してくださいました。
また、生徒のカナダに来てからの宿題だった詩の翻訳(日本語訳)についての解説をしてくださいました。
生徒の「日本語訳」は良く出来ていましたが、やはり「翻訳」となるとただ訳すのではなく、作者の感情やその詩の構成(韻など)を生かして表現しなくてはならないと教えていただきました。馬場さんの翻訳に生徒は感動し、またとても勉強になったようでした。
講演会のあとはUBCのブックストアで少しショッピングの時間をとりました。UBCグッズや興味のある分野の本を買っている生徒がいました。
昼食はホストファミリーが持たせてくれたお弁当をUBCのカフェテリアで食べました。お弁当はサンドイッチ、フルーツ、スナックなどが多いようです。
カフェテリアには様々なお店が入っており、大学の雰囲気を味わうことができました。なぜかスターバックスの写真を撮る生徒がいました。笑
UBCを後にし、OKショップへ。
OKショップではバンクーバーで働く人の1日の過ごし方やワーキングホリデーのお話を伺いました。
ワーキングホリデーについてすでに知っている生徒はわずかで、初めて知って興味を持った生徒も多いのではないでしょうか。
OKショップでも少しお土産を買う時間をとりました。カナダ限定のキティちゃんグッズやクッキーなどを買う生徒が多かったように思います。
(申し訳ありません。OKショップでは写真を撮れませんでした。)
OKショップからバスに乗り、ダウンタウンへ向かいました。ロブソン通りでの自由時間です♪
ロブソン通りはバンクーバーで1番の繁華街です。
ショッピングの時間はだいたい1時間10分。時間が押してしまい予定より短くなってしまいましたが、生徒は張り切って出発していきました。
スタッフを誘った生徒はスタッフと色々話しながらお買い物していました。
フリーのスタッフが巡回してくれていますので、スタッフと一緒でなくても安心でした。
短い時間でしたが、生徒は満喫したようです。
買ってきたものを色々と見せてもらいました。家族や友達へのお土産はバッチリでしょうか?
帰りのバスはスタッフとのおしゃべりであっという間です。
疲れている生徒は熟睡していました。
学校に戻ると、ホストファミリーがお迎えに来てくれました。
ホストファミリーとは、もう随分打ち解けた様子です。
今日はどんな夜を過ごしているでしょうか?
お好み焼きパーティーをすると言っていた生徒は日本代表として美味しいお好み焼きを作れたかな。毎晩映画を観る家庭での今日のプログラムは何でしょう。これから美術館に行くと言って学校を出発して行った生徒もいました。
また明日楽しい話が聞けそうです。
引率教員 木村 本多