校内ニュース

新校長から皆様にご挨拶

平成23年度 大妻中野中学校・高等学校は新校長が着任いたしました。

新校長は、本校合唱部を全国大会出場常連校に育て上げた、宮沢雅子です。

ご挨拶させていただきます。

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学校長メッセージ
                                                        
   心優しく、そして自分の道は自分で切り拓く自立した女性に

 学校はこれからの人生の土台作りの場です。1人1人が授かっている能力を存分に磨くことのできる豊かな空間が、この大妻中野にはあります。
 中学校・高等学校の6年間は、最も多感で感性も瑞々しく清心な年代です。そのため自分の将来に対する不安も大きく、乗り越えようとするハードルが高ければ高いほど、その悩みや葛藤は大きなものです。
 『幸福とは、何気ない日常の小さな歓びの発見の積み重ねの中にある』と言われます。しかしこれは、様々な探求と努力の積み重ねをしてきた者が、最後に辿り着く境地です。 若者は大きな夢と高い理想を持ち、沢山の「本物」に触れ、貪欲に求めていきましょう。その過程にある悩みやつまずきは、次への原動力となる大切なステップです。チャレンジを怖れず、勇敢に立ち向かっていきましょう。
 学祖である大妻コタカ先生の言葉の中に、正しく生きる道を示し、励まして下さるメッセージがあります。

                                                                        
 向日葵(ひまわり)のように理想に向かって生き生きと溌溂に!

 蒲公英(たんぽぽ)のように、踏まれてもまた花を咲かせる逞しいこころを!

 柳(やなぎ)のように、決して折れないしなやかで、くじけないこころを!

 根(ね)のごとく、人に誇示しなくても美しい花を咲かせられる、見えないもの   

 を大切にできるこころを!

 平成23年3月11日に日本を襲った大震災の報道を通して、世界中の誰もが感じたことがあります。それは、あれほどの生死にかかわる極限の困難な状況の中にあっても、知恵を寄せ合い、心を寄せ合い分け合いながら、他人への思いやりに溢れた人々の心の尊さです。
 人として生きていく中で、何が大切かということを学ぶことができました。
 しっかりとした価値観を身につけ、人類を救える英知を磨く。まさに本校の教育理念である『学芸を修めて 人類のために』そのものです。
 生徒1人1人の自己実現のために、私たち教職員一同は、生徒の皆さんに対して惜しみなく支援を注ぎます。

 大妻中野は今年で創立40周年を迎えます。この夏には第Ⅰ期校舎が完成し、平成25年には全て新校舎に生まれ変わります。   
 行き届いた環境作りをこころがけ、全教室に設置される電子黒板による授業も発展させていきます。
 本校から優れた人材が巣立ち、社会で立派に活躍し貢献できることが大妻中野の願いであり夢です。
     

   夢は大きく理想は高く、そして実行は足許から

                                                         
                                                大妻中野中学校・高等学校
                                                      校 長  宮沢雅子

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