教育実習生 のことば
6月、大妻中野にも卒業生たちが教育実習にやってきました。
6月20日に実習を終えた彼女たち。
毎年のことですが、今まで見えなかった多くのことを発見し、学び、大学へと戻って行きま
した。今年は実習生を代表して、学習院大学のU、Mさんに3週間の感想を記してもらいま
した。
『私は教育実習を通じ、人を育てることの難しさと喜びを実感することができました。
参観授業では、先生方が一人一人の考えを大切にしながらご指導をされていて、生徒達
も大変興味深く授業を受けているのが印象的でした。
生徒の数だけ価値観があり、誰一人として同じ人はいません。その為、同じ授業を行っ
てもクラスの雰囲気や反応は全く異なりました。参観授業を重ねる毎に先生方が周りの
空気を上手く掴みながら授業を行っていることが分かりました。他のクラスの様子を見る
というのは生徒の頃はできない体験だったので大変勉強になりました。
教壇実習が始まると、より一層先生方の指導力の素晴らしさを感じました。当たり前の
様に行っていた授業の裏では沢山の教材研究や工夫が施されていました。私は実習中
まだ周りを見ることがなかったので、生徒の反応を見て、生徒と一緒に授業を作り上げ
るためにはもっと努力が必要だと思いました。
私が充実した実習を行うことができたのは、沢山の先生方や生徒達に支えて頂いたお
陰だと思います。先生方から教えて頂いたことや未熟な私に「先生!」と元気良く接してく
れた生徒達の想いが無駄にならない様、今回の経験を活かしていきたいと思います。』
<平成19年度卒業生 学習院大学 U、M>
卒業生のみなさん!
私たち教職員も、皆さんの高校卒業後の成長ぶりに感動していますよ。
学生生活、最後の年をどうか充実した時間にしてくださいね。
そして、「学芸を修めて、人類のために」生きていく。
社会にとってかけがえのない女性として未来を切り開いていってほしいと思います。
大妻中野は、いつでもみなさんを応援しています。