大妻中野から「高校生平和大使」選ばれる
大妻中野高等学校 生徒が、高校生平和大使に選ばれました。
全国から選ばれた大使たちが一堂に集まった記念式の写真をお届けします。
*高校生平和大使とは:1998年5月、核拡散防止条約(NPT)に加盟していないインドとパキスタンが相次いで核実験を強行し、被爆地長崎の市民は核拡散に危機感を募らせました。「ながさき平和大集会」(現在は「高校生平和大使派遣委員会」)に参加する約50の平和団体は、核の惨禍を知る被爆地ナガサキの声を世界に伝えるために、未来を担う若者を「高校生平和大使」として国連に派遣することにしました。
1998年から毎年、高校生平和大使は国連を訪問し、核兵器廃絶と平和な世界の実現を訴えてきました。1999年の第2代まではアメリカ・ニューヨークの国連本部へ、2000年第3代からは軍縮会議が開かれるスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問しています。高校生平和大使の真剣な言動は国連で高い評価を得て大きな成果をあげています。
高校生平和大使は毎年公募で選ばれます。国連から帰国後も各地での活動報告や修学旅行生との交流など、6月の結団式から約1年間活動します。
高校生平和大使派遣の取り組みは、すべて皆さまからの募金によって行われています