6年間の流れ
スクール・ミッション – 建学の精神「学芸を修めて人類のために」及び校訓「恥を知れ」に基づき、地球市民として、Society5.0における持続的なより良い社会の創造と自らの幸せを紡ぐことのできる人材の育成のために開発された中高6年間一貫の教育課程を設置しています。
中高一貫教育課程の基本コンセプト
探究活動による深い学びにより、地球市民的視野を持ったリーダー育成を目指す中高一貫カリキュラム
本校の教育課程は、以下の3つのカリキュラムポリシーを実現するために、「知識・技能」の確実な体得の上に、「思考力・判断力・表現力」を身に付け、「学びに向かう力、人間性等」もバランスよく育むことを目指して、編成されています。本校のカリキュラムポリシーは以下の3つです。
(1)Challenge …驚き、発見、好奇心、達成感と教科をつなげる学び
(2)Construct …教科の知識を広げ、深め、つなげ、探究していく学び
(3)Create …知識を地域や地球規模の具体的な課題にあてはめ創造的に考え行動する学び
また、中高6年間で、それぞれの発達段階に応じて、学びの力点とそのプロセスを柔軟に変えながら、カリキュラムポリシーにそって、探究的な学習を進めます。基本的な学びへの姿勢は、「好奇心」「学びへの意欲」を大切にし、「知識」を確実に、深く体得し、それを自身の課題設定に繋げ、「創造的に思考する」力を身に着けていきます。 そこでは常に、主体的に多様な学習リソース、仲間と協働した学びのスタイルが求めれらます。
中学段階では、探究的な学びの基礎となる「知識・技能」の十分な体得を目指し、国語、数学、英語に十分な教科時間を配置しています。また、教科で学んだ知識、技能を活かし、自ら課題設定を行い、より深くリサーチを進め、その課題解決を考えていく「探究」を、中学1年では国語、中学2年では社会、中学3年では数学に、「探究」に時間を設定し、カリキュラムポリシーの実現を目指します。また、グロ―バル・リーダーズ・コースでは、クロスカリキュラム(様々なトピックを英語で学ぶ)の手法で、より探究的な英語、フランス語授業を始め、各教科ともにプロジェクトベースの学習となります。
高校1年次では、高校と大学の接続を明確に意識して、全員が大学での学びの基礎となる高等学校学習指導要領で示された高等学校卒業に必要な科目をほぼすべて履修します。高校2年次からは、文系、理系に分かれますが、大学でのアカデミックな学びの基礎となる知識を広げ、深め、発展的な学びのためのリサーチスキルから、自身で課題設定をしながら、探究していく学習を進めます。
高校3年次では、知識を地域や地球規模の具体的な課題にあてはめ創造的に考え行動する学びの実践をはかり、それを大学進学に繋げていくためのよりアカデミックな学びを、セミナー形式で進めていきます。それぞれが進学を希望する大学の専門分野に対応するために、選択科目を多く設置し、大学入試問題の演習も行います。また、多様化する大学入試に対応するために、選択科目では、きめ細やかな授業スタイルで学ぶことができます。
3つのステップ
6年間を3つのステップに分けて様々なことに取り組んでいきます。
カリキュラム
充実した教育課程で自己実現をめざす
自己と同時に他者及び社会を見つめ、体験して理解していくことで、将来像を描きます。そしてその実現のために必要な学力や人間性を高める学習を、成長のステップに合わせて実施します。
令和6年度中学入学生 教育課程(年次ごとに変更することもあります)
中学
高校