ご挨拶

会長 津田一江

 けやき會は,大妻中野高校を卒業した方の同窓会です。
総数は、26000名をゆうに越しております。
会員同志の親睦を図り,母校の発展に寄与すべく活動しております。
  コロナが5類に移行以来,また少し流行している中も粛々と,総会に向けて活動中です。
  主な内容は

  毎年8/31発行の会報(けやき)
  総会(11月学校外部会場交互)
  コスモス祭(学校文化祭)参加
  研修会

 総会には、卒業20年目の卒業生を"お里帰り"と称し,ご招待しております。
毎回好評で,喜ばれております。
  同じ学舎から巣立った方々で
90歳以上の大先輩から18歳の同窓会1年生の人まで、これだけ年齢幅のある組織は,まれのことと思います。
  AIの時代に時代は進んでも,違った時代に学生生活を過ごした人々との触れ合いは,大変貴重で,母校愛は,素晴らしい物です。
  先輩から脈々と受け継がれた伝統を大切に,新しいものや意見も取り入れつつ,理事の皆さんと努力し活動しています。
  卒業生の皆様には,改めてご理解いただきぜひ足をお運びください。
又,このような組織が,まだまだ健在であることを認識していただけると,活動の励みとなります。
まずは,コスモス祭(9/28.29)にいらしてみてください。
お待ちしております。
 
 以上  

校長 諸橋隆男

大妻中野 けやき會

 皆様、こんにちは。2024年4月より、大妻中野中学校・高等学校校長職を拝命しました諸橋隆男です。あらためましてよろしくお願いいたします。  平成4(1992)年より大妻中野での勤務が始まってから、長い期間、けやき會会員である皆様、そして在校生と共に学校生活をすごしてまいりました。この時間について一言で感想をと問われたなら、それは間違いなく「幸せな日々」ということになります。  他校の先生方と情報交換する場が多かったせいか、本校の文化がいかに素晴らしいものであるかを実感する機会に恵まれました。毎日この学校で過ごしていると、例えば、廊下ですれ違う生徒が「おはようございます」「こんにちは」と挨拶してくれることや、多くの生徒が実に楽しそうに輝いている様子が、ごく一般的な日常の風景であると考えてしまうのですが、実は、どの学校でも同じようなシーンに出会うわけではないと知ることができました。  学校にはやはり「文化」がありますね。  特に私立学校にはそれぞれの「文化」があることを、最近あらためて強く認識します。また、この「文化」というものは、言うまでもなく、生徒と教職員、そして保護者の皆様、関係者が創り上げてきたもので、さまざまな場面で確認することができます。大きな学校行事の中でも確かにその空気感は出現しますが、日常の中では、ふとした瞬間に、予想もしなかった場面で目の前に現れたりします。そういう瞬間に出会ったときの幸福感は長く勤務している者にとっての特権だと自慢できます。  また、本校の同窓生であることを「誇り」に思ってくださる方が、母校のことを少しでも思い出してくれるその時に放出される「愛」は、空を駆け巡って中野の地に舞い降りてくるような気がしています。その積もった愛の階層も、文化形成に大きな力を加えていると感じます。  教育界はいま大きく変化をしています。  本校も長い歴史の中で大きく変化して参りましたが、絶対に譲れないことがひとつだけあります。それは「未来永劫、ここが皆さんの母校である」ということです。  母校を想うとき、「幸せ」という言葉が浮かぶように、より充実した教育機関として発展していくために努力を継続してきたいと思っています。  そこには皆様のお力添えが不可欠です。  これからも、あなたの母校をよろしくお願いいたします。