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大妻中野中学校・高等学校 海外帰国生サイト

皆様から多くいただく質問をまとめました。

グローバルリーダーズコースについて

Q:グローバルリーダーズコースとはどのようなコースですか。

A:大妻中野は文科省SGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト認定校です。
SGH校としての教育プログラムは学校全体で実践するものですが、グローバルリーダーズコース(GLC)はプログラムの牽引役となります。
GLCは、英語力の高い生徒、英語に高い関心・意欲を持つ生徒が在籍するクラスです。英語の授業はAll English授業で、Native教諭が4コマ・日本人教諭が2コマ担当します。英語の授業は、そのレベルに合わせてα・βの2展開となります。

 

Q:グローバルリーダーズコースに入学するための受験方法は2種類ですか。

A:以下の2種類あります。

①「海外帰国生入試」を受験する    ②「グローバル入試」を受験する

※定員は①と②の合計で約36名です。

※②の入試では「アドバンストクラス」への合格もとなる場合もあります。
大妻中野には、グローバルリーダーズコースの他に、「アドバンストコース」というコースがあります。
「グローバルリーダーズコース」を希望した受験生が、英語面で合格点に届かなかった場合には、再度、国語・算数の得点を確認し、アドバンストコースへの合格基準に達した場合にはアドバンストコースへの合格者として発表します。

 

Q:海外帰国生入試を国語・算数で受験します。グローバルリーダーズコースの英語授業(All English授業)に対応できるかどうか不安です。

A:海外帰国生入試を「国語・算数・面接」で受験する場合、グローバルリーダーズコース(GLC)への入学を希望するかどうかを願書に記入していただきます。

①「GLC」への入学を希望しない

合格後「アドバンストコース」に在籍します。

②「GLC」への入学を希望する 面接試験時に、英語による質問を行い、All English授業への対応力を判断します。
合格の場合、次のいずれかの合格が通知されます。
・「GLC」への合格
・「アドバンストコースへの合格」

 

Q:海外帰国生入試志願者が多く、また合格者が多く発表された場合、グローバル入試での合格者が少なくなってしまう心配はありませんか。

A:そのようなことはないと考えています。
理由を2つお話しします。
 
理由1:過去の海外帰国生入試の結果(受験者数・合格者数・入学者数)から判断し、そのような事態が発生する可能性は極めて低いからです。
理由2:海外帰国生・グローバル入試受験生が予想よりも多く、入学者数も多かった場合、グローバルリーダーズクラスを2クラス編成にすることを考えています。

 

 

Q:「グローバルリーダーズコース」で学習した人たちは高校卒業時にどのような大学進学を目標としているのでしょうか。

A:以下の大学への進学を主な目標としています。

  • 海外大学への進学
  • 国内SGU(スーパーグローバルユニバーシティ(注))への進学
  • 国内難関大学の国際系、外国語系学部への進学
(注)*SGU(スーパーグローバルユニバーシティ)とは →日本学術振興会HPへリンク

2020年大学入試改革が話題になっています。この改革はすでに前倒しで始まっていると判断した方がいいでしょう。改革は英語入試からすでに始まっています。
英語の入試システムが最初に大きく変わります。TOEFL iBT・TOEIC・英検などの民間試験を大学が活用することが予想されます。
また、「思考力」を問うテスト導入されるといわれていますが、「課題を発見し」「解決策を思考し」「発信し」「実行する」という学習は、大妻中野のSGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト校としてのプログラムで実践されています。
基礎学力を大切に育み、この実践を通して2020年大学入試改革に対応を始めています。

 

Q:「グローバルリーダーズコース」での外国語授業はどのような仕組みですか。

A:中1~高1(第1・2ステップ)についてお話します。

英語

習熟度別にα・βの2クラスに分かれて学びます <週6単位>
・4単位:Native(外国人)教諭が担当します(プロジェクト型学習)
・2単位:国内(日本人)教諭が担当します

* タブレット(生徒所有)による「RealtimeOnline英会話」を利用してスピーキングスキルを習得します。
*Native教諭の授業は、英会話ではなく、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を総合した授業です。授業は英語で行われます。

フランス語 中学生は週1時間、高校生は週2時間の授業があります。

*「英語・フランス語の力」は高校3年生卒業時には、次のレベルまで到達します。

①卒業時には英語4技能の総合的な英語力として、CEFRのB1~B2レベルまで到達します。
具体的には最低ラインとして
TOEFL iBTでは、57点 を取得します。
TOEICでは、750点以上 を取得します。

②高校でもフランス語を選択する生徒は、卒業時に仏検3級~準2級を取得します。

 

Q:「グローバルリーダーズコース」での他教科授業はどのような仕組みですか。

A:

数学 習熟度別に2クラスに分かれて学びます。
*海外での数学の授業は、日本国内と進度が違う場合が多いからです
*年度途中で移動もあります。
国語・社会・理科

クラス全員で一緒に学びます。
*過去14年間、海外帰国生クラスでこのように実施してきました。その経験からこの方法をとることにしました。
*中1~中2では基礎力の徹底をはかるため、理解できるまで 課題(宿題)→小テスト、補習を実践します

・社会:中1・中2で地理・歴史を「Global Geography and History」、中3で公民を「World Citizen」として世界的な視野を意識した教材を利用し、イマージョン教育も含め実践します。

・国語:放課後補習制度(希望制)があります。<特に海外帰国生対象>

・各教科:個別または全体補習で対応していきます。

 

Q:「グローバルリーダーズコース」では海外体験学習を経験できますか。

A:

中学1年 学年全員がEnglish Camp(国内)に参加します。
「GLC」の生徒はこのCampのリーダ-役です。
中学2年

・「GLC」の生徒はカナダ体験学習に原則必ず参加となります。
学年全体では、毎年約100名が希望参加しています。
他のコースの生徒とは別プログラムでの学習となります。
(*他コース:アドバンストコース)

・国内English Camp(学年全員)に参加し、リーダー役を担います。

※中3以降の海外での学習については、次の質問を参照してください。

 

Q:「グローバルリーダーズコース」では留学・研修制度、提携する海外の学校・大学はありますか。

A:平成28年9月現在、以下のような研修先が用意されています。(他コース在籍者も参加できます)

カナダ体験学習

研修地:カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州・バンクーバー / University of British Columbia
参加対象:中学2年生 約100名参加   
期間:7月中旬~8月初旬

セントアンドリュース姉妹校短期留学

研修地:オーストラリア・クィーンズランド州・ケアンズ/ St. Andrew’s Catholic College
参加対象:高校1年生、2年生 約30名参加   
期間:7月中旬~8月初旬

コリブリ・フランス短期交換留学

研修地:フランス各地のリセ   
参加対象:高校1年生、2年生(フランス語履修者)3~4名参加 
期間:3月中旬~4月初旬

コリブリ・ニューカレドニア短期交換留学

研修地:ニューカレドニア各地のリセ 
参加対象:高校1年生、2年生(フランス語履修者)3~4名参加 
期間:3月中旬~4月初旬

アメリカ・セントジョセフ大学短期研修

研修地:アメリカ・コネティカット州・ハートフォード 
/  University of St. Joseph
参加対象:高校2年生 約10名参加
期間:7月下旬~8月初旬

ニュージーランド短期留学

研修地:ニュージーランド・ニュープリマス 
/ New Plymouth Girls High School
参加対象:中学3年生 約10名参加
期間:7月下旬~8月中旬

ニュージーランドターム・年間留学

研修地:ニュージーランド・ニュープリマス 
/ New Plymouth Girls High School
参加対象:高校1年生 2~3名参加
期間:
・第1ターム 2名
・第2ターム 2名
・1年間(4月~3月) 1名

セントアンドリュース姉妹校・ターム留学

研修地:オーストラリア・クィーンズランド州・ケアンズ 
/ St. Andrew’s Catholic College
参加対象:高校1年~2年生 1ターム(3か月)につき2名 
期間:
・第1ターム 1月下旬~4月上旬 2名
・第2ターム 4月中旬~7月上旬 2名

 

Q:「グローバルリーダーズコース」でのSGHプログラムについて教えて下さい。

A:大企業・SGU各大学・大妻女子大学その他の国際的機関と提携・連携・協力関係を結ぶことができました。「講演を拝聴する」というレベルのプログラムではなく、海外・国内でのフィールドワーク、アクティビティなど、提携企業、大学との協働作業を中心とする中身の濃い体験プログラムです。(以下のプログラムの中には、高校生だけが参加するものもあります)

東京外国語大学

・外大教授による派遣授業(タイ語・タイ文化指導)
・外大学生による 本校生徒との英語セッション

上智大学 ・タイ(チェンマイ)へのフィールドワーク
※タイ(チェンマイ)の山岳地にある村との交流を通し地域開発を共に企画
早稲田大学ICC ・早稲田大学留学生との英語セッション
※早稲田大学留学生を本校文化祭などの行事に招待し、英語による学校案内ツアー実施・テーマを決めた討論会開催
東京藝術大学 ・「Artsで世界を繋げる企画」の共催
・大妻中野が主催する海外からの招待チームを招いての大会開催を企画
(株)キリン ・海外広報事業部の担当者による本校での講演、海外工場見学
(株)博報堂 ・国内(地元)フィールドワークを通し体験授業を経験し、地方の「地域開発」を企画実践

 

Q:「グローバルリーダーズコース」から別のコースへ移動はできますか。

A:中学3年進級時に他コースへの移動も可能です(その後も可能です)。

【理由】
*12歳の時点で受験生の6年後の道を固定してしまうことはできないと考えています。
*6年間で生徒は大きく成長します。12歳の時には自分でも考えたこともなかった進路希望、将来への夢が生まれることがあります。そのときに自分に合ったコースへの変更が可能なシステムを採用しました。
*授業料は他コース(アドバンストコース)と同額です。
(海外短期留学などは実費負担となります)

 

グローバル入試について

Q:「グローバル入試」とはどのような入試ですか。

A:

・2/1AM、2/3AMに実施します。 
国・算2科目の筆記試験と英語スピーキング試験を行います。
国・算は各科目50分  各100点満点
・英語得点がグローバルリーダーズコースで学ぶレベルに達していない場合、国語と算数の得点を確認し、アドバンストコースへの合格点に達していればアドバンストコースへの合格者として発表します。
・特待生(若干名)を発表します。
・国、算の問題は、アドバンスト選抜入試と同じ問題となります。→過去問へリンク
対策は過去問題を問いてみてください。

 

Q:「グローバル入試」を志望する人はどのような受験生でしょうか。

A:以下のような児童の皆さんが志望してくださると考えています。

  • 英語学習歴のある国内生で、一定の英語力を有する児童
  • 海外在留経験があり、帰国生入試受験資格のない児童
  • 帰国生入試受験資格を有する海外帰国生
  • 国内インターナショナルスクール出身者

海外での在留経験のない児童でも対応できるレベルの試験問題を準備します。

 

帰国生について

Q:入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。

A:

・中学1~2年次は,学校全体で、「帰国生が持つ長所を伸ばし不安を解消する」ことを意識して教育活動を行っています。
・帰国生は、次のような不安を抱えていることが多いです。
「授業が理解できても試験の得点に結びつかないことが多い」
「社会や理科の授業、漢字力においてハンデを感じながら授業を受けている」
これらのことを全教員が共通理解している点が本校の強みです。
・本校の特徴は、「どのようなタイプの生徒にも居場所がある」環境とそのような雰囲気を作り出す生徒の意識です。
帰国生が海外生活経験から得た豊かな感性を、遠慮することなく積極的に発揮できる環境が本校にはあります。

 

Q:帰国生が入学前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。

A:

海外での経験は宝物です。
この経験を本校の6年間で熟成させて、日本に住むことのアイデンティティを再認識し、
将来、真の国際人として活躍できる女性になってほしいと思っています。
本校はそのための応援に力を惜しみません。

 

Q:帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。

A:

海外での経験は、あらゆることが貴女にとっての宝物になります。
海外で、現地の皆さんとお話をする機会を多く設けて、様々な海外文化に触れてほしいと期待しています。

 

Q:帰国生やその家族のサポート体制はありますか。

A:

・帰国生の保護者の皆様が、日本での生活に「大きな希望」とともに「大きな不安」をお持ちであることを、過去13年間、帰国生教育に携わっていく中で皆様に教えていただいてきました。そういった不安を少しでも解消できればと考え、本校では「6学年全体の帰国生保護者会」(縦の保護者会)を年に数回開催しています。学校サイドからの説明だけでなく、同じような体験をお持ちの先輩保護者の皆様と直接お話をする会は、大変好評です。

・本校英語教育アドバイザー:服部孝彦教授を紹介します。
「英語力の保持」「英語力の伸張」。これは英語圏からの帰国生だけでなく、全校生徒にとって不可欠な重要な教育活動です。ご自身が帰国子女でもある先生の研究テーマはまさに「帰国生の英語力保持」。本校の外国語科は、服部教授のアドバイスのもと、教育活動を行っています。

 

Q:これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。

A:

海外経験が「かけがえのない宝物」であることを、6年間の成長の中で徐々に具体的に気がつき、その貴重な経験を土台にして飛躍していこうとする力の大きさを感じます。

 

Q:転勤などで海外の学校へ転学となった場合の対応はありますか。

A:

・入学後、再び転勤などで海外の学校への転学となった場合、帰国時には是非本校にお戻り下さいという姿勢で対応しています。(高校2年まで可)

※転学後、中学生で再帰国の場合:面接のみで再入学
 高校時に再帰国の場合:英数国面の試験で再入学(過去不許可の例はなし)

※転学中の授業料は発生しません。
※詳しくは、転入・編入のページをご覧ください。

 

Q:帰国生入試の受験準備についてアドバイスはありますか。

A:

過去問題集をぜひみてください。

・苦手な科目は、まず、基本問題をミスなく確実に得点できるようにしましょう。

・面接は、受験生と保護者1名で行います。
海外での経験や帰国後の学校生活への期待、将来の希望などをお聞きします。
英語受験の場合、本人に英語での質問もいたします。

 

ICTについて

Q:ICT教育環境が充実しているようですが、具体的に教えて下さい。

A:

・全教室電子黒板設置による授業をすでに展開しています。
・生徒全員がタブレットを所有します。
(個人所有・初年度負担約100,000円)
・Active learningがさらに充実します。
「教員が教える」という一方通行の授業でなく、自ら考え→自ら意見を発信し→自ら実践するという形式の授業が増えます。
・タブレット利用による「RealtimeOnline英会話」を導入します。
英語の授業の中で、一部の時間を利用して、タブレットを通して、1対1の英会話lessonが行われます。

 

Q&A

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