ストーリー
新型コロナウィルスによる影響で文化祭がオンライン開催となり、高校2年6組でもオンラインでできるSDGs関連企画を考えることになりました。A班(出席番号前半)とB班(出席番号後半)に分かれて登校しているため、全員で会議をすることは困難でしたが、LHRをリモートで行うことによってなんとか企画をまとめることができました。6組は、1ヶ月でより多くのペットボトルキャップを回収し、途上国の子どもたちにワクチンを寄付する活動を実践することに。最低でも、500個=1kg=10円の寄付を目標に、身近なリサイクル運動に取り組むことにしました。
特に、発案者のA班・綾瀬架子とその友人たちは、毎日校内での呼びかけを行い、目標達成のために一生懸命活動していました。
しかし、1ヶ月後の活動報告が迫る中、回収率は目標の半分以下。
架子たちが諦めてしまおうかと考えていた矢先、なんと回収箱ごと消失してしまいました。このままでは、6組の企画は0になってしまいます。
回収箱がなくなったのは、A班が登校した日の朝。しかし、A班はB班の登校日に何をしているのかわからず、同様にB班もA班が何をしているのかわかりません。A班は、前日にB班の誰かが、回収箱を盗んだのではないかと疑います。
そこで、再び開かれた緊急リモートLHR会議。
果たして犯人を探し出すことはできるのでしょうか――。
登場人物(仮名)
【 A班 】
綾瀬 架子 主人公。ペットボトルキャップ回収の発案者
今井 そら 文化祭実行委員。なんとか文化祭を成功させたい。
伊藤 麻里 架子の友人。運動部の部長で後輩たちの憧れ。
加藤 りな 架子の友人。まじめな優等生。目立たないが、努力家。
赤羽 由紀 頼れる美化委員。
太田 紡&有村 双葉 学級委員。
宇佐美渚&伊織つき 元気なお調子者。
【 B班 】
桃原 糸 B班のリーダー。学級委員不在のB班をまとめている。
月城 美紀 理系クラスである6組のブレーン。物理が得意。
柊 菜々花 心優しい天使。
早瀬 陽菜 インスタグラマー。
渡辺 茉奈 行動派。バドミントン部のキャプテン。
立花 美佳 体が弱く、持病によって学校を休むことがしばしば。
【特別出演】
高村先生 数学の先生。お願いすると物理も解説してくださる。
塩竈先生 学級担任。担当は古典。
用務さん いつもお世話になっております。
ドラマ途中に挟まるCMでは、「バカッコいい」、「大妻中野あるある」を再現し、シリアスなドラマとは一転した明るいシーンとなっています。
オープニングとエンディングの「黒板アート」は、明るかった世界が暗く落ち込んでいく様子と、これからまた明るくなっていく世界のイメージを表現しました。
また、ドラマ内でのキャップ回収は実際に行い、ワクチンのために寄付をしました。
それでは、どうぞお楽しみください。
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